5月25日「今日の礼拝堂」
復活節第6主日 礼拝
今週の「つどいの祈り」: 神様。主イエスの復活により救いの道が明らかにされました。永遠の命の約束を信じるために、聖霊によって、私たちを導いてください。復活の主イエス・キリストによって祈ります。 ♪ アーメン
○復活節第6主日 説教
「 見えなくとも共にある 」
使徒16:9-15 黙示録21:10,22-22:5 ヨハネ14:23-29
主は、《わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る》と言われています。これは復活を知る私たちにとっては、主が語られた言葉、そのひとつひとつを思い起こしそれを行ないなさいという勧めです。足を洗ってもらうことによって、主のぬくもりを与えられ、実感としてつながっていることが赦された弟子たちとは違い、現代に生きる私たちには人間として判りうる形、感覚として主イエスとの交わりを持つことができません。しかし、聖書に出会い、主の言葉と行いを通して、主を信じる人々の交わりの中にあることを通して、主の愛を知ることが許されています。なぜ、そうすることができるのか・・・。その答えが、今日、主イエスが約束されている聖霊の働きによるものだと思うのです。
聖霊は目には見えませんし、無味無臭。けれども、やはりいつでも私たちの周囲に満ちているものだと思います。そして、私たちの内側にも外側にも働きかけ、主の言葉を思い起こさせてくれながら福音を悟るようにと、導いてくれているはずです。また、私たちが抱く不安に満ちた思いや、心騒ぐときには「慰め主」として希望への道を示してくれる存在です。
そして聖霊が外向きに働きかけてくださるとき、私たちは信仰告白へと導かれるのです。「主イエスこそが私の救い主です」と証しする時、そこには聖霊が力強く働いて下さいます。このように、私たちの内にも外にも働いてくださる「助け主」である聖霊を与えてくださる、と主イエスは今日、約束してくださっています。
先日世界ルーテル連盟事務局長のアンネ・ブルクハルト牧師が東アジア担当のロスピタ・シアハン牧師と共に来日されました。この機会に、教派を越えて一つの集会を行おうということで、「エキュメニズム講演会―平和構築のための世界のキリスト教会の役割と使命―」が行われました。私も一つの役割を与えられ、木曜日は関連の会合と講演会に参加したのですが、同世代の女性が世界各地を飛び回りながら、力強く語ってくださる姿を間近に目にし大きな励ましを与えられました。特に印象的だったのは、「LWFには、小さくて資源が乏しい教会でも、他者に何も提供できない教会はありません。また、大きくて豊かでも、他者から何も学ぶことができない教会もありません。」という前LWF会長のことばを引用されたうえで、一致という時、それは同化するということを意味するのではなく・和解した多様性における一致、つまり違いを受け入れそこから学ぶということ。・違いがあることを認め、屈服するのではなく、共通点を見いだすこと。・対話とは相互交流であり、非難することではない、という三つの明確な視座を与えられたことです。
キリストの弟子たちもバラエティ豊かな人たちの集まりでした。主の復活と昇天の後、彼らの多くは福音宣教者として世に向けて証ししていくようになります。彼らをそうなさしめたのは、こここで、主イエスが語られた約束の聖霊です。目に見えなくても今ここにも働いています。私たち一人ひとりをこの場所へと導き、共に神を賛美する喜び、御言葉を聞く喜びを与えて下さっています。また、私たちの日常の中で、あらゆるところに働いて助け導いて下さっています。主がゆだねてくださったこの世界を私たちはどのように生きるべきか。どのように、生きたいと願うのか。主が約束された聖霊の助けを得て、この答えを地上にあるかぎり探し求めたいと願います。

《 来週の礼拝 》
#6月1日 午前10時30分 主の昇天の主日 礼拝
*司 式:岡田 薫牧師
*説 教:岡田 薫牧師「主を見上げつつ 」
*奏 楽:滝田裕美さん
*聖書朗読:小笠原里子さん
*礼拝当番:秋田直枝さん、小笠原里子さん
*聖 書:使徒言行録 1:1-11(新213), エフェソ 1:15-23(新352),ルカ 24:44-53(新161)
* 讃 美 歌:278番、111番、教団122番

