2026年3月7日四旬節第3主日礼拝(紫)のご案内

2026年3月7日(土曜日)午前10時30分
司式・説教 小泉基牧師

説教題 「わたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」

第1日課・出エジプト記17章1節~7節、

第2日課・使徒言行録2章47節/ローマの信徒への手紙5章1節~11節、

福音書・ヨハネによる福音書4章5節~42節、


「ドイツのキリスト教を語るコラム」札幌教会北礼拝堂信徒 川田洋一執筆
ヴュルテンベルク地方におけるボンヘッファーの学びと信仰 

プロイセンとベルリンで育ったボンヘッファーは、大学生になると、
テュービンゲン大学福音主義神学部で学びを始めた。テュービンゲンは
ベルリンから遠く離れたドイツ南西部ヴュルテンベルク地方に
ある小規模な大学都市である。
そこでは、大都会ベルリンには見られない、素朴で敬虔な信仰が根づいていた。
ボンヘッファーはヴュルテンベルク地方の敬虔な信仰を見聞しながら、
キリスト教神学の学びを始めている。なお、このテュービンゲンには彼の働きを
思い起こすために、ディートリヒ・ボンヘッファー教会が設立されている。

敬虔な信仰の根づくヴュルテンベルク福音主義州教会は現代ドイツにおいても、
最も保守的なルター派州教会として知られている。同時に、この州教会は
イエス・キリストに集中した信仰に特色づけられ、ルターという名を用いない
福音主義州教会という教会名称を使う。
ヴュルテンベルク福音主義州教会のカテキズム(信仰問答)は
この州に宗教改革を導入したヨハネス・ブレンツによる短い問答で始まる。
古風なドイツ語文章であるが、心に訴えてくる力がある。

汝はいかなる信仰なのか?
我はキリスト者である。
なにゆえに、汝はキリスト者なのか?
我はイエス・キリストを信じ、
彼の名による洗礼を授けられているからである。

この後、洗礼、信仰に関する問答が展開された後、ルターの小教理問答に移行する。
この5行の信仰問答において、キリスト者としてのあり方が簡潔な形でまとめられている。
キリスト者とはイエス・キリストを信じ、洗礼を授けられた存在である。
キリスト教信仰の本質がここにあると言っていい。
キリスト教信仰とはイエス・キリストを信じることである。
同時に、洗礼を授けるという働きによって、キリスト教信仰を継承させるという
キリスト教会の使命も示されている。
イエス・キリストに集中するキリスト教会の信仰が、
この福音主義州教会の信仰問答開始部に記されている。

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