日本福音ルーテル札幌教会 宣教基本姿勢

2016年10月10日

宣教100年を記念して

日本福音ルーテル札幌教会は、1916年8月フィンランドのルーテル教会の祈りと宣教師の協力によって、ここ札幌の地に宣教を開始しました。しかし、1923年牧師の移動に伴い1931年再建に至るまでの8年間は、一時伝道を中断せざるを得ない痛みを担いました。

そして教会活動の再開と再建の祈りの結実として、1934年11月宣教の拠点となる会堂が感謝の内に建築献堂されました。更にフィンランドのルーテル教会の信徒と子どもたちの「キリストの愛を子どもたちに伝えよう」と言う熱意と献金が寄せられ、1937年1めばえ幼稚園が献園され、キリスト教幼児教育に取り組むところとなりました。

1940年3月札幌ルーテル教会は、感謝の内に教会自立を決意しました。しかし、風雲急を告げる世相のもと宗教団体法の成立により、日本基督教団の一員として合同止むなきにいたりました。以後1945年第二次世界大戦終戦の時まで再度日本福音ルーテル教会としての伝道は、挫折とも言える中断の余儀なきものとなりました。

1949年7月信仰告白に基づき日本基督教団を離脱し、日本福音ルーテル札幌教会の名称のもと新たな宣教の歩みを開始しました。私たちはここに、日本福音ルーテル札幌教会の歴史に見る痛みと傷を再三にわたり、主イエスの十字架の赦しと神さまの救いの深いご計画のもとに導かれて、福音宣教の業へと招かれ、派遣されてきたことを感謝いたします。そして、再三にわたる傷と痛みを担いつつ信仰の灯火を掲げ続けてきた信仰の先輩の足跡を覚えると共に、祈りと協力を惜しまず続けてきたフィンランドのルーテル教会の兄弟姉妹に感謝します。

私たちは、宣教100年を迎えるにあたり、神さまの恵み深いお導きを感謝いたします。私たち3つの礼拝堂から成るひとつの教会は、宣教2世紀に向かって教会の態勢を整え、北海道の歴史に立って、時代と社会の変遷の中で福音宣教の展望のもとに主に隣人に仕えて行く決意を新たにいたします。そして、その決意のもとに、福音宣教の使命に生きる教会となり、み旨に応えます。

日本福音ルーテル札幌教会 宣教100年宣言

私たちは、父と子と聖霊のみ名により洗礼を受けて、キリストの体なる教会に連なる日本福音ルーテル教会の会員となったことを感謝します。

私たちは、主イエス・キリストの日に至るまで、互いに主にある兄弟姉妹の交わりを深め、常に神さまの栄光が顕されるよう祈ります。

私たちは、日本福音ルーテル教会の会員として、礼拝を守り、み言葉に従って教会の教えを守り、常に恵みの手段を尊び、教会員としての務めを全うします。

主なる神さま、あなたの助けによってこの志を顧み、導き支えてください。私たちの主イエス・キリストのみ名により。アーメン